ディズニー映画『ズートピア』は2016年4月に公開され、2025年12月『ズートピア2』が公開された大人気映画の1つです。
ここでは、そんな『ズートピア』を個人的な感想を交えて紹介していきます。
ズートピアは「子ども向け映画」じゃない
『ズートピア』と聞くと、「動物が出てくる子供向けのディズニー映画」というイメージを持つ人が多いかもしれませんね。かく言う理桜奈もそうでした。
でも実際に観ると「ズートピアは、大人にこそ刺さる作品」だということが分かりました。
その理由はシンプルで、この映画が描いているテーマがとても現実的だから。
偏見
差別
先入観
理想と現実のギャップ
これらを、やさしい物語とユーモアで包みながら、鋭く描いているのが『ズートピア』なのです。
あらすじ(ネタバレなし)
舞台は、肉食動物も草食動物も共存する理想の都市「ズートピア」。
主人公は、小さなウサギの警察官・ジュディ。

「誰でも、何にでもなれる」
その言葉を信じて警察官になったジュディですが、現実は理想通りにはいきません。
そんな中で出会うのが、ずる賢いキツネのニック。

ニックは、「決められた人生は変えられない」とキツネらしく生きています。
幅広い情報網を持ち、現実を知る皮肉屋だが、陽気なところもあるのが魅力的です。
“夢を諦めないジュディ”と“夢を忘れた詐欺師のキツネ・ニック”といった正反対の2人がコンビは多くの人の心をつかみ、ある事件を追う中で、ズートピアの“本当の姿”が見えてきます。
『ズートピア』が大人に刺さる3つの理由
偏見は「悪意がなくても生まれる」と教えてくれる
ズートピアがすごいのは、「悪者」を単純に描かないところ。
善意からの言葉
無意識の思い込み
良かれと思った行動
それらが、誰かを傷つけてしまうことがある。
この描き方がとてもリアルで、「あー、そういう経験あったなぁ。」という思いを少なからず持ち、自分自身に当てはめて見てしまう人も多いのではないでしょうか。
夢を追う人ほど、現実にぶつかる
ジュディは前向きで努力家。
「警察官になりたい。」という夢を持ち続け、周囲から反対されようとも決して諦めず、一生懸命仕事に向き合っている姿が印象的です。
でも、
体が小さい
前例がない
周囲に期待されていない
という理由で、さまざまな壁にぶつかります。
それでも諦めない姿は、大人になった今だからこそ、胸に響きます。
ニックの存在が物語を深くする
ニックは一見、軽くて適当。
でもその裏には、過去の経験からくる「諦め」があります。
彼のセリフや態度は、「期待しないことで自分を守る大人」の姿そのもの。
ジュディとの関係性が変わっていく過程は、『ズートピア』の核心です。
映像と世界観も圧倒的
『ズートピア』の魅力は、ストーリーだけではありません。
砂漠エリア
氷の街
小さな動物専用エリア
巨大な建物が並ぶ都会
動物のサイズや特性に合わせて作られた街は、見ているだけで楽しい完成度。
何度観ても新しい発見があります。
『ズートピア』はこんな人におすすめ
・ディズニー映画が好き
・ただ明るいだけの話は物足りない
・社会的テーマのある作品が好き
・大人になってからアニメを観なくなった
ひとつでも当てはまるなら、ズートピアはかなり相性がいい作品だと思っています。
『ズートピア』は、是非子供も大人も見てほしいと思いました。
私自身、『ズートピア』を見た時、「無意識に偏見で見ているんだなぁ。」と改めて感じさせられてしまいました。
というのも、キツネのニックは「イヤなヤツ」なんだろう。と思っていたのです。
実際、ジョディとの出会いでは、詐欺師として出てきました。
しかし、物語が進むにつれて、ニックがこのような生き方をしている裏側を知り、思わず共感してしまいました。(だからといって、悪事を許すことはできないのですが…)
そんなニックの過去を知ってからというもの、第一印象と違って「いいヤツ」に変わり、「やっぱり森川さんだぁ♪」となるわけです。
『ズートピア』の豪華キャスト
| ジュディ・ホップス | 上戸彩 |
|---|---|
| ニック・ワイルド | 森川智之 |
| ボゴ署長 | 三宅健太 |
| ベルウェザー | 竹内順子 |
| クロウハウザー | 高橋茂雄(サバンナ) |
| ライオンハート市長 | 玄田哲章 |
| ヤックス | 丸山壮史 |
| オッタートン夫人 | 根本圭子 |
| ガゼル | Dream Ami |
| フラッシュ | 村治学 |
| Mr.ビッグ | 山路和弘 |
| フィニック | 白熊寛嗣 |
| ナンギ | 込山順子 |
| ボニー・ホップス | 佐々木優子 |
| スチュー・ホップス | 大川透 |
| フルー・フルー | 近藤唯 |
| マンチャス | 河本邦弘 |
| ギデオン・グレイ | 武田幸史 |
| ダグ | 岩城泰司 |
| プリシラ | 近藤唯 |
| アングリームース | 厚切りジェイソン |
ニック役の森川智之さんは、さすがというか…。
まとめ|『ズートピア』は“観たあとに残る映画”
ズートピアは、観て終わりの映画ではありません。
自分の価値観
無意識の偏見
誰かを見る目
そういったものを、静かに問いかけてくる作品です。
「しばらく観ていないな」という人も、「まだ観たことがない」という人も。
今だからこそ、もう一度(あるいは初めて)観てほしい映画です。

コメント