足腰にご利益があるという京都の「護王神社」。
フィギュアスケート選手やその選手のファン等がたくさん訪れる神社でも有名です。また「鬼滅の刃」にもゆかりがあるということでますます人気になったのだとか。
「護王神社」は別名「イノシシ神社」とも呼ばれ、境内はイノシシだらけです。その由来もあわせて紹介!
実際に周りでもご利益があったという人が結構いるパワースポット“護王神社”をご利益の由来を含めて今回は紹介します。
護王神社のご祭神
・和気清麻呂公命(わけのきよまろこうのみこと)
和気清麻呂公は、戦前の十円札に肖像画が印刷されるほどの人物です。
最高指導者の命令であっても、理不尽な指示には従うことなく、信念をつらぬき、ピンチに屈せずチャンスをモノにして出世を遂げ、“神様”にまで上り詰めた人のようです。
さて、麻呂公は、弓削道鏡という僧によって足の腱を切られたうえ、今の鹿児島県に流されることになります。
その道中、突如、300頭ものイノシシが現れ、清麻呂公の輿の周りを護りながら約40kmもの道のりを案内し、無事案内し終わると、またどこかへ去っていったという故事があるのです。
そして、驚くことに、清麻呂公の足も完治していたというのです。
行きは輿で移動をしなければならないほどだったにもかかわらず、帰りは馬を駆るほどまでに回復していたというのですから驚きですね。
このことから、イノシシが護王神社のシンボルとなり、足腰の健康安全・病気や怪我の快復に格別のご利益があるとされているのですね。
・和気広虫姫命(わけのひろむしひめのみこと)
清麻呂公のお姉さんです。
「他人の悪口を言うことがない」と清麻呂公と同じく天皇から厚く信頼されていた女性です。
思いやり深く、身寄りがいない子どもたち100人近くも養子として育てられたことから、子育て・保育の神様とされています。
護王神社のご利益
・足腰の健康・安全・病気やケガの回復
・子育て・子供の成長
・仕事運UP
・ぜんそく封じ等
護王神社の御朱印/御朱印帳
力強いイメージがあるご朱印となっています。
なんかパワーをもらえそうですね。
書いてもらえるご朱印は通常の御朱印1種類です。
ただ京洛八社集印めぐりの御朱印を集めている方はそちらの御朱印も書いて頂けます。
またそれぞれ書き置きではなく、直接書いてもらうことが出来る御朱印になります。
初穂料は500円。
御朱印帳は赤と青の2種類がありますが、柄は同じです。
表にはイノシシとカリンの花が、裏には御神紋が刺繍されています。
護王神社のみどころ
・手水舎の猪像の鼻を撫でて! 幸せが訪れる「幸運の霊猪像」
護王神社の手水舎はイノシシ。そのイノシシの鼻を撫でると幸せになることができるのだとか。
・狛イノシシ
護王神社は見渡せばイノシシだらけ。
もちろん、狛犬ではなく狛イノシシです。
足をピンと伸ばしている様子なんてみると本当、足強いんだなぁ。って思っちゃいますね。
その他にも「ぜんそく封じの木」や「イノシシコレクション」等があり、そんなに広い境内ではないですが、見どころがたくさんあります。
・ぜんそく封じのカリンの木
表門の北側には護王神社のご神木・カリンの木があります。
公式HPによると樹齢100年を超えるようで、京都の巨樹名木100選にも選ばれた樹のようです。
そして、カリン酒がぜんそくの治癒に効果があるということで、“ぜんそく封じのカリンの木”とされているのです。
護王神社の授与品
官職お守り
友達がこの御守りを買って、昇進したらしく勧められたので購入してみました。
仕事のカバンに付けていましたが、以前に比べてより仕事が順調になった気がします。
私が買ったのは「官職御守護」ですが、リストラや左遷・クレーム等のトラブル除けの御守りもあります。
もちろん、その他にも足腰の御守り等もありますので、参拝記念・祈願成就に買ってみるのもいいでしょう。
かわいいイノシシみくじ
キュートなイノシシの中におみくじが入っています。
小さいのでおみくじをひいた後は玄関などに置いておくのもいいと思います。
護王神社の参拝時間の目安
人によって違うとは思いますが、決して広くはないので、30分あれば充分だと思います。写真を撮ったりイノシシコレクション等をじっくり見たりしても60分あれば充分でしょう。
護王神社の営業時間
参拝時間は6時~21時ですが、
授与品・御朱印の受付時間は平日10:00~16:00、
土日祝は9:30~16:30
と以前と営業時間が変わっていますので、
定休日:なし
護王神社の駐車場
境内にも5台ほど置くスペースがあります。
また、境内に沿って止めることも出来ます。知らなかったり、1台も止まっていなかったりしたらちょっと止めてもいいのかな?と思ってしまうかもしれませんね。
また、数台停まっていたりすると縦列駐車をしなければいけない時もあるかもしれませんので、運転の際は周辺をよく見ることをおススメします。
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